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05/07/2008

ポーランドへきたよ。

マダガスカルで英語が使えず苦労したけど、ここでやはり実感します。

英語が通じないOR街に英語表記がないとさっぱりわかりません!!


ワルシャワの空港へ降り立ち、バスで中心部へ向かおうと思っていた。空港内のinfo-centerの人は
英語が通じるから問題ないのだが、いざバスに乗ると・・・

どこで降りるか全くわからん!!

まぁ何とかなると気楽に考えていた。こっから先、こんなことばかりだろうから、いちいち気にしてたらきりないし。


しかし運がいいことに、オレたちのバスの席の前に座っていた人が英語で話しかけてくれた。

「どこまで行くの?」

中心だというと、彼も同じらしく、オレたちの降りようと思っていたバスストップよりも宿に近い場所で
降ろしてくれた。いやぁポーランド人やさしい。


しかし降りた後、

「宿はどこだっけ?案内してあげるよ。」


ムムッ!? あやしい。。。旅をしているとツーリストから金をボッたくろうと、いろいろ悪い輩が近づいてくるもの。
こいつもオレらに、後で、案内料とか言って請求してくるのか?

でも外見は超いい人そう。まぁ請求してきても払う気ないからいいけど、めんどくせぇなぁなんて思っていた。





「ここはファーストフード店がたくさんあるんだ。あのケバブ屋は地元で人気だから食べてみるといいよ。ATMは
いろんなところにあるけど、ポーランドはスリが多いから気をつけてね。・・・・・・」

めちゃめちゃ情報をくれる。ん〜いい人か?





炎天下の中、20分程度歩く。オレの荷物はトータル35kgを超え、夏の移動は、堂本剛も納得するくらい
正直しんどくなってきた。


しかしこの炎天下の中、親切心だけで案内してくれるか?

そしていよいよ宿が近づいてきた。看板を発見。よし逃げるか!!




そのとき!!















なんと・・・
















「あそこが宿だよ。それじゃ、いい旅を!!」


彼は握手をすると、もと来た道を戻っていった。





めちゃめちゃいい人!!!






この旅行で荒んでしまった心を恥ずかしく思い、これからは人を信じようと心に決めたけど、
やはりツーリストに接近してくるのは、大抵ロクなヤツいないから、程ほどにしておこうかなと思った一日だった。


ちなみにポーランドは若者は英語しゃべれるようです。





話は変わって2日後、オレたちのドミトリーに一人のイングランド人がきた。
ロンドン出身だという彼は当然英語がぺらぺら。

でも・・・










っうるさいっ!!





めちゃめちゃ話しかけてくる。オレが本読んでても、



「ちょっと買い物に行ってくる。」

勝手に行ってくれ!!



「オレはキャンプが大好きなんだ。」

じゃぁキャンプサイトに行ってくれ!!



そしてなぜか、ワルシャワの旧市街についてくることになった。なんでそうなったんだ??

ヤツの英語は早い&ボソボソで、聞き取れないとこが多いのです!!


そしていざ旧市街へ。世界文化遺産にも登録されているこの街はカラフルな建築物が立ち並び
なかなかすばらしい。なんともいえないほのぼのとして、のんびりとした雰囲気が心地いい。








「スペインの宿は・・・」

「タイに行ったとき・・・」








っうるさいっ!!!



なんで世界遺産を気持ちよく堪能している横で、あんたはスペインやタイの話をオレにしてくるの??

とりあえず、すべて無視し写真を撮る。なんだかちょっとっていうか、かなりうざくなってきた。









「キャンプしながら見る星は・・・」

「ドイツにはいつ行くんだ?」







質問はやめてくれ!!適当に相槌打てる話なら許す!!







結局彼は1日中オレたちについてきた。なぜ同じドミトリーの部屋で、
英語があまり話せないオレたちについてきたのだろう。


明日オレたちはクラコフへ向かう。彼もクラコフへ行くらしいが日にちは違うようだ。ちょっと安心。
でもクラコフでもいろいろ一緒にとか言っていたので、
ヤツが来る前にすべて見所は行っておこうと思っている今日この頃です。

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