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01/08/2008

ドイツのブレーメンに戻ってきたよ。

ブレーメンといえばブレーメンの音楽隊(らしい)。メルヘン街道で最も大きな町(らしい)。
相変わらず何も情報がない(らしい)。


駅に到着し、キャンプ場までの行き方をInfoにて聞く。トラムに乗って、終点でバスに乗り換えて行くんだって。
ちょっと遠そうだ。まぁキャンプ場は安いから仕方ない。


いざトラムに乗り終点に到着。到着間際に地元のドイツ人が声をかけてくれた。

「どこに行きたいの?」

「キャンプサイトまで。」

「それなら28番バスに乗ってすぐだよ。バス停は、ほらそこさ。」

「ダンケ!」



いやぁドイツ人優しい。乗ってくる電車の途中で気づいてました。ブレーメンはいいとこだって(嫁の直感。)。


しかしバス停に行くと28番バスの時刻表だけない。他のバスの時刻表はあるのに。そして人は
オレらしかいない。歩こうかどうしようか・・・。。

駅でもらった地図を頼りに、キャンプサイトまでの道を確認するためにウロウロしていると、
今度は車に乗った青年が声をかけてきた。

「どうした?どこ行きたいの?」

「キャンプサイトまで。」

「それなら向こうにまっすぐ歩いて1kmくらいさ。」

「ダンケ!」



いやぁみんなやさしいなぁ。1kmなら余裕で歩けるな。よし行くか!


するとその青年は車をバックしてきて、

「乗ってけ!この暑さの中で歩くのは大変だろう。」

なんと車で送ってくれるという。


かっこいい!!オレも日本に帰って、外人が困ってそうだったら必ず助けよう。


旅の醍醐味は、地元の人々との出会いとそのやさしさに触れ、自分という人間を少しでも
大きく成長させることだ。こうやってオレの旅の地図は少しずつ広がっていくんだ。


実際に車で行くと2kmはあった。この距離を炎天下の中、総重量35kgを超えた荷物を抱えていくのは
きつい(後日その荷物を抱えて歩きましたが、40分かかった。)。本当に感謝します。そしてみんな、
オレが日本に帰ったら日本にいらっしゃい!!


そしてキャンプ場に到着。広くてきれいなところで、居心地は最高だ。そしてすぐ隣に湖があるという。

レセプションで聞いてみた

「泳げるの?」

「もちろん!」



移動で火照った体を冷やすにはもってこい!テントを張って早速行ってみた。










するとなんと、大の大人が恥ずかし気もなく
素っ裸でウロウロしている。

もちろん、
下半身丸出し


男性は自分の自慢の一物をぶらぶらさせ、女性はその豊満すぎて垂れ下がった
胸をあらわにして歩いている。




なんと
ヌーディストビーチなのだ。




そのあまりの堂々っぷりに完敗し、さすがに泳ぐ気にはなれず、
そして服を着ているオレたちは、ただ服を着ているだけなのに、なんとも言いようのない
罪悪感にとらわれ、目のやり場に困ってそそくさと歩きぬけることにした。


そして一つ林を抜けると今度は水着を着た外人がたくさん。林一つ隔てて別世界が広がっているのだ。




もう泳ぐとか泳がないとかどうでもよくなっていたし、その世界の変わりように圧倒されていたし、
もちろんヌーディストビーチ初体験であったし、ただぼうっとするしかなかった。


こうやってオレの旅の地図はまた一つ広がっていくわけです。


興味のある人、場所教えますよぉ。

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