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14/08/2008

スイスのインターラーケンへやってきました。

大自然、山、氷河に囲まれたすばらしい場所。旅の疲れを癒します。


宿をインターラーケンから少し離れた場所に予約したため、バスで移動。地名はIseltwald。
そもそもバスで移動することすら知らず、とりあえず予約だけしたため、
駅で行き方を聞き移動することにした。



バスにて30分の移動。降り立つと1人の女性に声を掛けられる。



「日本人ですか?」



聞くとスイス人の方と結婚し、この地に6年間住んでいるという日本人女性。

正確にはなんて発音するかもわからない地で、人もほとんどいない村で、日本語で話しかけられて、
驚いたと同時に少しほっとした。(人口は3百人ちょっとらしい)



「うちに泊まっていけば?」



家に招待までしてくれるという。


しかし遠慮もあったし、予約した宿にお金も払っていたのでお断りしたが、せっかくなので
夕飯をご馳走になることにした。


ご主人はスイス人で、20数年前、チャリンコで世界を旅したことがあるという。



「主人も昔、旅行中にいろんな人にお世話になっただろうから、
めぐりめぐって今は旅行者に親切にしないと。」




今までも何人かの日本人(チャリダー、チャリンコで旅をする人)を泊めたことがあるという。
昔旅人だったご主人は旅人を引き付ける何かがあるらしい。



結局2晩もご馳走になってしまった。

久しぶりに腹いっぱいのご飯をご馳走になり、ラクレットというスイス料理までいただき、
さらにはチーズ、ラーメン、パスタソースなどのお土産までいただきました。



何度も言いますが、旅の醍醐味には出会いがあります。
すばらしい土地で、すばらしい人に出会った思い出は、何にも代えがたい人生の宝物です。



この地で出会ったすばらしい家族を決して忘れず、また、この旅が終わったら是非日本に招待したいと思います。



「今度は宿の予約をしないで来てね。」



旅人は旅人を呼ぶ。旅が終わっても、誰かがその続きをしているのかなぁと思ったスイスだった。



 


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