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27/12/2008

サンフアンにきました。

イースター島からサンチアゴに戻り、翌日、アンデス山脈を越えて、アルゼンチンのメンドーサへ。
メンドーサで1泊して、そこから北へ2時間。サンフアンという街まできました。


サンフアンに来たのはイシワラスト州立公園へ行くのが目的。手つかずの奇岩風景を一目見ようと
やってきたわけですが、そもそも情報がほとんどなく、写真見て「行きてぇ・・・ここ」っと思っただけで
行けるかどうかは不明でした。

まずは情報を仕入れに旅行会社をあたります。すると日帰りツアーがあるとのこと。しかも運のいいことに
翌日のツアーに参加することができた。


しかしスペイン語ツアー。南米は思いのほか英語は本当に通じない(旅行会社の人も少し話せるくらい)。

でも関係ねぇ。目の前に広がる大自然に言葉はいらない。岩好きのオレは、今や岩と対話ができるほど
崇高な人間にまで登りつめたわけです(意味不明)。



翌日迎えにきた車は乗用車。なんとツアー参加者はオレたちを含め3人。日本人の方が多いのに
ツアーは日本語でも英語でもなくスペイン語。。。なんじゃそりゃ。。。


車を走らせること4時間。目の前には雄大な奇岩風景が広がる。

風雨や水の流れによって浸食された大地。これ以上の渇きがあるのかと思えるほどの乾燥。
砂ぼこりを舞い上がらせながら車を走らせる。



しかし・・・・・・期待が大きすぎたのか・・・・・・そもそも大したことないのか・・・・・・
思い描いたほどのものではなかった。理由は・・・・・・



1.今まですげぇものを見過ぎている

どの風景も、今まで見たものの縮小版ってかんじがしてしまった。
やっぱこの旅行で、すげぇものを見てるんだなぁって思った。


2.公園内のローカルガイドもスペイン語

解説がさっぱりわからない(やっぱり必要なんじゃねぇか?)。そして長い。
途中、他の車で来ていた現地人で英語話せる人が解説してくれた。非常に助かった。



3.熱射病になってしまった

この理由が大きいかも。字もちょっと大きいかも。テンション上げようにも上がらないんです。




ここ数日、連日の暴飲暴食がたたり、胃が重く痛い。当日に痛みのピークが重なり、朝から体調は最悪だった。
そんなこと知る由もない太陽は、容赦ない日差しを浴びせかける。胃の痛みと体のダルさで、
観光は嫁に任せ、途中車で休ませてもらうこともあった。

水分は充分取っていたが基本的に体調が悪すぎた。最後まで体調は悪化の一途をたどり、
充分に楽しむことができなかった。
(でも今思うとやっぱすごかった。もう一回体調万全でちゃんと行きたい。)



そして車はまた4時間かけてサンフアンへ。照りつける太陽は車の中まで突き刺さる。汗もすぐに
蒸発してしまうほどの太陽だった。



その日はサンフアンへ戻り、夜行バスでコルドバへ行く予定だったが、そのバスをキャンセルして
もう1泊サンフアンに泊まることにした。


宿で熱を測ると39度。全身だるく、頭痛も激しくなる。

これが熱射病かぁぁ、なんて思いながら、体をタオルで冷やす。しかし熱は一向に下がらない。
やべぇ。この街で年越しか?なんて考えや、アンドーナツ食いてぇ、ザリガニ取りてぇなんて
意味不明な考えが次々頭をよぎる。


タオルではらちがあかねぇと思い、水シャワーを浴びることに。そしてシャワーを浴びてすぐ寝た。


翌日、まるで夢でも見ていたかのように、体調は良くなった。熱は下がり、胃の痛みも大分引いた。
やった!アンドーナツ食える(ないけど)。ザリガニ取れる(いないけど)。


念のためもう1泊して街を出た。コルドバには行かず、ブエノスアイレスへ夜行で向かった。

ブエノスで一応病院にも行き、薬をもらい一安心。ブエノスで年越しです。のんびり過ごしています。


しかし、いつもハードな旅で、嫁の体調を気遣っているのに、体調崩すのは毎回オレ。
嫁はマイペースでケロッとしてます。


これがこの旅最後の病院であることを祈り、そして新年も突っ走ります!!!

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