01/04/2009
バカは風邪ひかない
ついにメキシコまで来ました。南米が終わった今、この旅が終わりに近づいていることを
ものすごく実感しています。
今現在はイスラ・ムヘーレスにいます。ペルーのリマからメキシコ・シティに飛び、到着後その足で
長距離バスターミナルへ。夜行バスでカンクン、メリダ、パレンケのどこかに行くバスが
ちょうどいいタイミングで出てないか確認すると、メリダ行きのバスがあるとのこと。
すぐにバスの席を確保し、バスに揺られること20時間。ようやくメリダへ到着しました。
メリダは、チチェン・イツァーやウシュマルという、メキシコを代表する遺跡へ行く拠点の街。
早速、翌日チチェン・イツァーへ、そのまた翌日ウシュマルへと精力的に動き周っていたわけです。
そしてそのまた翌日、カンクン沖の島、イスラ・ムヘーレスへ。バックパッカーの聖地として
知られたのは今は昔のようで、物価も特に安くなく、西洋人ツアー客も多く、なんか物足りない感じです。
ですが透き通る海に囲まれ、移動の疲れを癒そうと思っていたわけです。
ところで、全く話は変わりますが『バカは風邪引かない』という、日本人なら誰でも知っている
この言葉の語源はなんなんでしょうか。
自分なりの仮説を立ててみます。
１．体が丈夫な子は外で遊んでばかりで、勉強などしなかった。よって勉強はできないバカであるが、
風邪を引くこともなかった。（もしくは、勉強せずに遊んでばかりで体が丈夫になった）
２．『天は二物を与えず』バカはせめて体ぐらい丈夫に出来ている。
（勉強できる子は体は弱い）
３．バカはバカなので風邪を引いていることに気付かない。
イスラ・ムヘーレスに滞在して、答えは3であると確信しました。
バカは風邪引いていることに気付かないほどバカである。
実はイスラ・ムヘーレスで風邪を引きました。今考えてみると、メリダへ向かうバスの中でのどが
痛かったので、始まりはその辺だったようです（それも忘れてた。バカなので。）
そしてイスラ・ムヘーレスの海で泳いでいるとちょっと寒気がする。しかし・・・
「南国なのに水温低いなぁ」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
そして宿へ戻るとのどが痛い。しかし・・・
「海水飲み過ぎてのどやられたなぁ」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
そしてスーパーへ行くとき体がだるい。しかし・・・
「移動で疲れてるなぁ」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
そしてスーパーから宿へ戻り、そこで初めてハッとしました。
「これはもしや風邪か？？？」
そして熱を計ってみる。すると・・・
38.8度・・・
バカはここまで来て、やっと自分が風邪引いていることに気付くわけです。
そういえば昔、こんなこともありました。
スノーボードへ行った帰り、車を運転していると体がだるい。しかし・・・
「疲れてるなぁ」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
事故ったら大変なのでシャキッとしようと思いコーヒーを飲むことにしました。
ちなみにオレはコーヒーがきらいです。なので無理して飲みました。っが、体調は悪化の一途。しかし・・・
「コーヒー飲んだら
今度は気持ち悪くなってきた」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
翌日、なんだかまだ体がだるい。しかし・・・
「コーヒーって二日酔いもすんのか？？？」
程度しか考えてませんでした。バカなので。。。
そして会社へ向かっている途中ハッとしました。
「これはもしや風邪か？？？」
っというわけでネットで語源を調べてみると、やはり3が通説のようです。
愚鈍な者は、風邪を引いたことに気付かない
類：『夏風邪はバカが引く』
⇒バカは冬に風邪をひいて夏に気がつく
ちなみに1という説もあるようです。
っというわけで、だいぶ熱はひいたとはいえ、体調はよろしくありませんが、
時間がないので今日も移動と観光を続けていきます。
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