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22/04/2009


ついにハワイにまできました。


メキシコをさっさと終了しちゃいました。南米の大自然がすごすぎたせいか、メキシコはちょっと
物足りない感じで終わっちゃいました。まぁそれよりも何よりも、夜行バスと観光の
繰り返しで、ちょっと疲れ果てた感があるメキシコ。きっと1〜2か月かけて周れば、
メキシコの印象も大分違うと思いますが、終わってしまってはしょうがない。

そしてメキシコ最終日、空港で夜を明かし、朝6:00の飛行機でアメリカのダラスへ。
ダラスで飛行機を乗り換えてNYへ。NY到着後、地下鉄で宿へ向かい、
チェックイン後すぐに長距離バスターミナルへ。
翌日カナダのナイアガラの滝へ向かうバスを予約しました。


これまでにないペースで移動やら観光やら情報収集やらで動きまわり、疲れがピークを迎えているNY。
しかし翌日、疲れた体に鞭打ってナイアガラへ向かいました。


ナイアガラへ向かう途中は、雪も降っているほど冷え込んでいて、南国から来た旅人には堪えます。
そしてなぜかバッファローでバスを降りてしまい、次のバスまで3時間待つことに。
ナイアガラ到着は大幅に遅れ、宿の予約はしてなかったため、チェックインできるかどうか心配な道中。


ナイアガラ到着後、安宿に向かうも案の定閉まっていましたが、レセプションの人がまだ宿にいたため
開けてもらいなんとかチェックインも完了。世界3大瀑布最後のひとつ、ナイアガラ観光も無事終了したわけです。


そしてまたバスに揺られること10時間。NYへ戻り、いざNY観光へ。っと思いきや、嫁が
風邪でダウン。
NY到着翌日は嫁は寝かせ、今後の旅の情報収集に努めました。


翌日嫁の体調も回復し、NY観光へ乗り出しましたが、さすがはNY。人多いし、寒いし、そして
何もかもが高い!ちなみにセマナサンタの影響もありますが、ドミトリーとはいえ、宿代は
この旅始まって以来の高値。1人1泊45ドル!しかし日本以来の吉野家の牛丼を食えたため
大満足なNYとなりました(毎日牛丼食ってた)。


NYをさっさと終わらしロスへ飛び、ロスで飛行機を乗り換えてフラッグスタッフへ。北米観光の目玉、
グランドサークルを訪れます。グランドサークルとは、レイクパウエルを中心とする半径230kmのサークル
のこと。この中に国立公園が集中し、グランドキャニオンやモニュメントバレーも当然この中にあります。


岩好きとしては当然大満足な日々だったわけですが、できればもっといろいろ周りたかったグランドサークル。
ここもまた来たい場所の1つです。


そしていよいよハワイにまできました。ハワイの後はついに帰国です。


帰国が目の前に迫り、なんだかよくわからない脱力感でいっぱいなわけです。



日本から一番近い外国といっても過言ではないハワイ。街中には日本人がうじゃうじゃいて
ここどこだ?的な今までにない変なかんじ。

日本ではあまりお目にかかれないようなリゾート着を着て、
街を闊歩する日本人もいる(ちょっと浮いてるような・・・)。
解放感に溢れ、さぞお財布の方も解放的になっているであろう横で、何か物足りなさを感じてしまうホノルル。
そう、全く面白くない。なんでこんなとこに、日本人はたくさんくるのかさっぱりわからんわけです。。。



話は少し脱線しますが、お財布が解放的になっている話を一つ。
ホノルルの街中で募金活動をしている現地人に会いました。ジョークを織り交ぜながら
話しかけられ、最終的に募金してほしいと言われました。何に使うのかって聞くと、
ホームレスの支援活動とのこと。確かにアメリカやカナダにはホームレス専用のホームシェルター等もあり、
その資金を募金からも捻出することはわかるような気がします。
驚いたのは、募金者名簿と募金金額。募金した人は名簿に名前を書き、
募金した金額を書くようになっていますが、名簿には日本人の名前ばかり。そしてその募金金額は
みんな10ドルか20ドル。日本円にすると1000円とか2000円です。


日本で募金するとき、1000円とか2000円募金する人ってそんなにいないと思うけど・・・。
これは正に、海外にきて解放的になり(気持ちもお財布も)、日本人の親分、アメリカ人から募金してくれと
言われ、募金者名簿を見て、みんな10ドルとか20ドル募金していて、当然それくらい
募金しないと親分から次は何言われるんだろう的な、変な勘違いをして募金してしまった人たちが
たくさんいるということではないでしょうか。悪い言い方をすると、少なからず日本人は彼らにとって
いい金づるだと思われているに違いない。ここはやはりオレがビシッと言っておかんと。






「ホームレスってオレのこと?
オレも家も仕事もないよ。」






って言っておきました。

というわけで、そんな感じで協力できず大変申し訳なかったんですが、お断りしました。
しかし彼は立ち去るオレに向かって、

「あなたビンボーね。」
(ここだけ日本語で)


別に貧乏でもなんでもいいんですが、言っときますが1回の旅行で使ってる金は
そこいらにいる日本人のきっと何十倍です。そんなオレの事情も汲んでほしいものです。
(知るか)


っとまぁそんなこんなで、日本でしっかり働いて、オレも10ドル20ドルポーンと募金できるくらいの
男になりたいと思ったわけです。


ちなみに激安旅行をしたい人、ホームシェルターには頼み込めば、ただで泊まらせてくれる
ところもあるようです。ただしお手伝いが必要らしい。そして荷物は注意。



話を戻しますが、オレたちはハワイ島をメインに周るのでいいんですが、
オレはホノルルは全然好きになれないってことです。


っというわけでホノルルを出てハワイ島のヒロという街まできました。

そもそもなんで旅の最後をハワイにしたのか。なんでだっけ・・・。

物価は高くなりますが、照りつける太陽の下、ドライブして海で泳いでビール飲んで・・・。
そんなチンタラポンタラしたハワイを想像していました。
きっとホノルルも含め、ハワイに来る日本人は少なからず、そんなリゾートな休日を期待しているはず。

ご多分にもれず、オレもそんな最後を想像していたわけです。しかし思いもよらない事態に・・・。


なんと毎日雨。。。


これはさすがに予想外。まさかの晴れ男撃沈。
そもそもヒロは、晴天率はハワイで一番低いらしいですが、それでも毎日雨とは。

ちょっと遠出してマウナ・ケアへ夕日と星を見に行けば、まさかの吹雪。。。
星なんてそもそも出てないけど、どうでもよくなるくらい寒い。。。
そしてキラウエア火山に、流れる溶岩を見に行けば、まさかの濃霧。。。
視界全くなし。逆に流れる溶岩が目の前にあったら危ない。。。


っていうかなんでハワイで毎日長袖着てんだ??オレ・・・。


結局今のところハワイの一番の思い出は毎日食ってるロコモコ。


ロコモコ。米の上にハンバーグとタレ、その上に目玉焼きを
乗せたもの。日本人移民が考案したハワイ島名物。
これで2ドル。うまい!!腹いっぱい!!


毎日毎日、昼も夜も同じ店に行って「うめぇぇ!」って言ってるのが一番の思い出。
何しに来たんだハワイ。なんなんだハワイ。何杯食ったんだロコモコ。うめぇぞロコモコ。


わざわざ物価の高さには目をつぶって、こちとらこの旅はハワイで終わらそうと思っていたのに。

本当はインド、スリランカ、ネパール辺りに行きたかったのに。ハワイで10日間も使う金があれば
きっと楽勝で1〜2ヵ月くらい居れたはずなのに。。。


こんなんで旅を終わらせていいのか。こんな不完全燃焼で終わっていいのか。


しかし確実に帰国が迫る。。。頼む!晴れてくれハワイ!!

そして待ってろよインド!?

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